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元気っき新聞

2019/12/03 共同制作

<共同制作> ~制作展に向けて~

 

年 少 

 

みんなでつくる=きょうどうせいさく 

 

海の生き物に興味をもっている年少さん達に

 

海にちなんだ 絵本をひろげ 担任の先生が

読んでくれています

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海の中にはどんない生き物がいるかな?

 

「さかな!」「タコ!!」「イカ!」「クジラ!」・・・

年少さんなりきに たくさん 教えてくれます

 

次の日 みんなで あの絵本の「おさかなさん」ように

絵の具で色をつけてみました

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「わたしは かわいい色がいいな」

 

「ぼくは クジラにしよう」

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それぞれ 好きな色を選んで塗るから とてもカラフル

どうやら南国風な「おさかなさん」に

 

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次は

色々な容器を使って

 

テープで一生懸命貼って作っている

何ができるのかな?

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みんなで肩を寄せ合って 色塗り

1人でつくるより 周りの仲間とお互いに影響され

年少さんだって やれることはたくさんある

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みんなが塗った色が 海のイメージに近づいてくると

 

子ども達は魚を持って

泳がせてみたり

 

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時には 「僕も魚のように泳いでみたい」と言って

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思いっきりダイビング!

皆 大興奮 おおはしゃぎ!

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さて 年少児の共同制作

「おおおきな うみと たくさんのおともだち」

子ども達の手でどんな海景色が広がるのでしょう

楽しみです!

 

 

年 中

 

先日 動物園へ遠足に出掛けた子ども達

生き物大好き 年中さん達です

 

今年は

色んな空き箱などで 動物を作るようです

 

さて

どんな空き箱を使って何の動物にしようか?

 

作りたい物のイメージを

初めからはっきり描く子もいれば

 

作りながら少しずつ明確にしていく子もいます

 

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個々に作ってはいるものの

仲間との何気ない言葉を耳にしたり

やりとりしたり

「クマはお肉が大好き」だとか

「顔はカップで作ろう」だとか

 

1人ひとりのつぶやきが クラス中に広がり

なんとも言えない程 充実した雰囲気に包まれます

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ある子が「ゴリラってどんな顔だったっかな?」とつぶやいた

走って行った先は 動物図鑑が置いてある場所

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ゴリラのページを広げ じっくり見入る

 

「ゴリラの顔はまん丸だ!」と 大きな声でつぶやくと

急ぎ足で 自分のテーブルに戻り ハサミでチョキチョキ

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顔はこんな顔

 

ゴリラの足は? カップも持って再び図鑑へ

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時には 近くにいた友達が教えてくれたりもします

 

 

年中児になると 想像の幅が ぐんと広がり

動物は「草むら」や「ジャングル」「水」があるといいよねと

子ども達の声がが飛び交います

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年中児の共同制作は

「どうぶつたちの すてきな もり」

たくさんのバラエティー富んだ動物たちが

制作展で待っていますよ

 

 

 

 

年 長

 

年長児の共同制作は

「ぼくらのすみたい まち」

 

年長の子ども達をみると

改めて感じることがたくさんあります

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それは

目的に向かっていく力がぐんと伸びること

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仲間と作りたい町を共有したり 自分の思い描いたことまで

年長なりに 相手に伝えられるようになります

 

これを作るには どんな物が適しているのか相談もできる

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より 細かく巧みに相手に伝え合い

例え実現できなくても

相手の気持ちと折り合いをつけたり

意思疎通が図れるようにもなります

 

それは大人の思うような完璧なものではありません

子どもなりに

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この子どもなりが実はとても大切なんです

子どもの描く世界

この共同の取り組みの中には

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「学び」がぎっしりつまっています

例えば ペットボトルを空き箱につけようと

糊で試している子ども達

糊がいいのか ボンドがいいのか

テープがいいのか 3人で考えながら相談

大人が見たらすぐに分ること だけど

ここでは子ども達で考えることが大事

 

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素材がなかなか上手く切れない時は

こちらが手を差し伸べてすぐにやってあげられるけど

友達同士でも協力し合えば

できることだってたくさんある

 

 

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作る中で アイディアを出し合う場面

思い立ったら 相手に気持ちを伝え合う

 

 

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素材の特徴をつかんで 考えながら作ったり

いくつ必要なのか(数量や重さなど感覚

 

 

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子ども達の中で 相手を認め さらに関係が深まると

役割分担しながら 取り組めるようになります

 

 

 

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でも何より 一つの目的が達成できた時

相手と一緒に喜びを分ち合える(共感

自信にも意欲にもつながる

 

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共同制作の中にはこれらの学びがぎっしりつまっています

形ではありません

子ども達が取り組んだ時間の中で

学びに向かっていく中身が大切なのです

 

 

翌日

いよいよ 町づくり

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自分たちで作ったお店を どこに置くか

みんなで相談

 

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みんな 手際よくどんどん進みます

さすが年長さん

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皆で作った「お店」や「家」が集結して

次第に 町として目に見えてきた時

発想やイメージがより湧き出て

さらに活気に満ちた活動になることでしょう

 

 

 

制作展では 子ども達の作品がたくさん飾られます

子ども達の伸び伸びとした感性に触れ

日々 どんな取り組みをしてきたのか

それぞれの思いが込められた作品に

そっと寄り添ってご覧になっていただけたら幸いです

 

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